既にお知らせしております通り、小倉宗俊管長猊下は今年度末にて管長職辞任の意向を表明されました。それに伴い、「管長推戴委員会」を招集し協議した結果、満場一致で次期管長に伊深 正眼寺住職、山川宗玄老大師を推戴申し上げ、この度ご承諾を得ましたのでお知らせいたします。

　なお、任期は令和6年4月1日より4年間となります。

 

【略歴】　山川 宗玄　（やまかわ　そうげん）

昭和24年11月25日生

正眼寺専門道場師家。東京都東久留米市出身。道号は宗休、諱は宗玄。室号は霧隠軒、俗姓は山川。埼玉大学に進学、昭和49年理工学部物理学科卒業。昭和49年埼玉県野火止平林寺の白水敬山老大師につき得度。同年、岐阜県美濃加茂市伊深町正眼寺専門道場に掛搭。梶浦逸外、谷耕月両老大師に参じ、のち耕月老大師に嗣法する。

昭和62年12月、和歌山県日高郡由良町興國寺住職に就任。平成6年12月、正眼寺住職及び同寺専門道場師家、正眼短期大学学長に就任する。平成12年10月29日、大本山妙心寺に於いて歴住開堂を挙行、妙心寺第698世となる。

禅の指導で台湾、スイス、米国、中国各地を巡錫する。また、平成15年2月、福井県勝山市清大寺兼務住職に就任。